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...... 2022年05月17日 の日記 ......
■ 《映画音楽》   [ NO. 2022051701-1 ] v

【 カンタータ「アレクサンドル・ネフスキー」
                  Op. 78】

    
プロコフィエフ,セルゲイ〔露〕
(1891.04.23〜1953.03.04) 61歳
      

            
巨大な壁画的作品として、プロコフィエフの
代表作の一つである「アレクサンドル・ネフスキー」は、
史実に基ずく同名の映画で1938年に製作され、
プロコフィエフが音楽を担当した。

アレクサンドル・ネフスキー(1220〜63)は、
ウラジミール公国時代のノブゴドロの大公で、
本名はアレクサンドル・ヤロスラヴィッチといい、
ロシアに迫った危機を救った英雄である。

カンタータ「アレクサンドル・ネフスキー」作品78 は
その映画音楽を、彼自身が独唱、合唱を含む
作品にまとめたものである。
合唱様式を中心としたロシア民族性と、救国の英雄を
題材にした内容で、社会主義リアリズムの立場から
高く評価されている。

1939年5月17日にプロコフィエフの指揮により。
モスクワで初演された。

管弦楽だけの序奏で第1曲が始まり、壮麗な讃歌の大
合唱と全楽器の力強い第7曲で全曲が終わる。

       第1曲 モンゴル治下のロシア
       第2曲 アレクサンドル・ネフスキーの歌
       第3曲 プスコフの十字架
       第4曲 起て、ロシアの人々よ
       第5曲 氷上の激戦
       第6曲 死人の野
       第7曲 アレキサンドルのプスコフ入城



(メゾ・ソプラノ)ジェニー・トゥーレン
(管弦楽)  フィラデルフィア管弦楽団
(指揮)   ユージン・オーマンディー
         ♪ 私が聴いた音源 ♪




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