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...... 2022年05月13日 の日記 ......
■ 《 至高の境地 》   [ NO. 2022051301-1 ] ch

【 チェロ・ソナタ 第2番 ト短調 Op. 117 】
         
フォーレ,ガブリエル〔仏〕
(1845.05.12〜1924.11.04)79歳
        

        
チェロ・ソナタといえば、ベートーベンのイ長調と
ブラームス、ドビュッシー、そしてフォーレの
ト短調があげられる。

フォーレの全作品のなかでも、ト短調ソナタは、
特に至高の境地に到達しえた少数のものの
ひとつであるといわれている。

1921年にナポレオン一世没後100年記念式典の
ための「葬送歌」を吹奏楽用に作曲したが、
この曲をチェロ・ソナタ第2番の中間楽章に
転用している。

高く豊かな音楽を盛り込んていて、
素朴な外貌だが、深い内容を持っている。

フォーレの室内楽作品としては、最後から3番目の
作品で、後は翌23年の「ニ短調ピアノ三重奏曲」と
「弦楽四重奏曲作品121」の2つだけである。

1922年5月13日にエッキングのチェロと、
コルトーのピアノによって初演され、好評だった。

          第1楽章 Allegro
          第2楽章 Andante
          第3楽章 Allegro vivo



(チェロ)ポール・トルトゥリエ  
(ピアノ)エリック・ハイドシェック
      ♪ 私が聴いた音源 ♪




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