 【 チェロ・ソナタ 第2番 ト短調 Op. 117 】 フォーレ,ガブリエル〔仏〕 (1845.05.12〜1924.11.04)79歳
 チェロ・ソナタといえば、ベートーベンのイ長調と ブラームス、ドビュッシー、そしてフォーレの ト短調があげられる。
フォーレの全作品のなかでも、ト短調ソナタは、 特に至高の境地に到達しえた少数のものの ひとつであるといわれている。
1921年にナポレオン一世没後100年記念式典の ための「葬送歌」を吹奏楽用に作曲したが、 この曲をチェロ・ソナタ第2番の中間楽章に 転用している。
高く豊かな音楽を盛り込んていて、 素朴な外貌だが、深い内容を持っている。
フォーレの室内楽作品としては、最後から3番目の 作品で、後は翌23年の「ニ短調ピアノ三重奏曲」と 「弦楽四重奏曲作品121」の2つだけである。
1922年5月13日にエッキングのチェロと、 コルトーのピアノによって初演され、好評だった。
第1楽章 Allegro 第2楽章 Andante 第3楽章 Allegro vivo

(チェロ)ポール・トルトゥリエ (ピアノ)エリック・ハイドシェック ♪ 私が聴いた音源 ♪
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