 【 ソナタ集第1巻からソナタ第6番 ホ短調 】 ルクレール,ジャン=マリー 〔仏〕 (1697.05.10〜1764.10.22) 67歳 肺結核
 バロック音楽の作曲家のルクレールは325年前の 5月10日にリヨンで生まれ、パリで67年の生涯を閉じた。
舞踊とヴァイオリンを学び、ダンス教師や ヴァイオリニストとして活動を始め、一八世紀 フランスにおけるヴァイオリン演奏の巨匠として、 フランス・ヴァイオリン楽派の始祖 (フランコ=ベルギー派の始祖)として活躍した。
ルクレーヌのヴァイオリンソナタは、ヴァイオリンの 代わりにトラヴェルソでも演奏が可能なものもあり、 ヴィオラ・ダ・ガンヴァ、チェンバロで演奏される。
フラウト・トラヴェルソ=横笛式のフルート 木管楽器の古楽器の一種で、フルートの前身。 深い味わいをもつソナタホ短調は4つの楽章からなり 適度な変化の調和が美しく、優美で儚く淡い音色に 彩られ、爽やかな気分になれる。
プロイセン王のフリードリヒ二世はフラウト・トラヴェルソの 名手だったことで有名である。

(フラウト・トラヴェルソ) バルトルト・クイケン (ヴィオラ・ダ・ガンヴァ) ヴィーラント・クイケン (チェンバロ) ロベール・コーネン ♪ 私が聴いた音源 ♪
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