 【 ヴァイオリン・ソナタ ト短調 】 ドビュッシー,クロード・アシル〔仏〕 (1862.08.22〜1918.03.25) 56歳 大腸癌
 「近代音楽の父」といわれるドビュッシーは、 印象主義音楽を創始し、近代現代の音楽に 非常な影響を与えた重要な作曲家である。
多くの作品を遺しているが、最後の作品となったのが 「ヴァイオリン・ソナタ」で、第一次世界大戦中の 1916年から1917年にかけて作曲した。
ドビュッシーは晩年に、ドイツ流のソナタとは異なり、 フランス風の優雅さを追求した様々な楽器のための 6曲のソナタの作曲に取り組んだ。
1915年に「フルート、ヴィオラとハープのための ソナタ」と「チェロ・ソナタ」を作曲し、 1917年に「ヴァイオリン・ソナタ」を作曲した。
この作品がドビュッシーの最後の作品となったので 残り3曲は計画だけに終わってしまった。
「ヴァイオリン・ソナタ」は完成の年の5月5日に パリのサル・ガボーにおいて、ガストン・ブーレの ヴァイオリンとドビュッシー自身のピアノにより 初演されたが、これはドビュッシーが公に姿を 現した最後の機会だった。
第1楽章 Allegro vivo 第2楽章 Intermede.Fantasque et léger 第3楽章 Finale.Tres anime

(ヴァイオリン)アン・アキコ・マイヤーズ (ピアノ) リー・ジャン ♪ 私が聴いた音源 ♪
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