 【 ジャナ・ガマ・マナ 】 タゴール,ラービンドラナート 〔インド〕 (1861.05.06〜1941.08.07) 80歳
 タゴールは、宗教思想家として有名な デーベーントラナートの末子として、161年前の 5月6日にカルカッタで生まれた。
進歩的な父から教育を受け、 ケンブリッジ大学にも留学した。
ベンガール州の詩人・作家・音楽家・ 社会思想家だったタゴールは、全インドの 文芸界の重鎮だった。
音楽家としては民謡をとりあげ、音楽や 舞踊にも興味を示し、アッサム州の民族舞踊から マニブリ古典舞踊を育て、宗教的献身歌である バジャンを作った。
1913年にノーベル賞をうけてから、国際的に 名声を得、欧米の作曲家も彼の作品に注目し、 数多くの詩が歌曲、管弦楽曲、交響詩などに 作曲された。
タゴールが作詞・作曲した雄大なスケールをもつ 「ジャナ・ガマ・マナ」は、彼の死後の1950年に インドの国歌となった。
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