 【 合唱曲「エクスルターテ・デオ」】 スカルラッティ,アレッサンドロ 〔伊〕 (1660.05.02〜1725.10.22) 65歳
 チェンバロの名手だった息子ドメニコの父の アレッサンドロは、362年前の5月2日に イタリアのパレルモで生まれ、 ナポリで65の生涯を閉じた。
スカルラッティ家が音楽的な家系だったか どうかは不明だが、両親は子どもに多くの 音楽教育を受けさせた。 ドメニコが12歳のとき、2人の姉妹とともに ローマで学ばせている。
アレッサンドロが、最初に作曲したオペラ 「生き写しの人」が大成功だったことから、 ローマの貴族社会に知られ、保護を受けるようになり、 ローマの貴族たちのために作曲を することをやめなかった。
オペラを「音楽による劇」と呼んだ スカルラッティは数多くのオペラを作曲したが、 現在演奏されることはない。
バロック時代の声楽曲の、カンタータという ジャンルをはっきりと打ち出した800曲にものぼる 室内カンタータ、シンフォニア、室内楽曲、モテト、 ミサ、マドリガル、歌曲などの多くの作品を残している。
「エクスルターテ・デオ」(神を讃えよ)は、 ラテン語の歌詞で、スカルラッティの宗教音楽中 最もよく歌われる4部合唱曲である。

(合唱) アマデウス・アンサンブル (指揮) バレンティン・ラドゥ ♪ 私が聴いた音源 ♪
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