【 交響曲第25番 ト短調 K. 183 】 モーツァルト,ヴォルフガング・アマデウス〔墺〕 (1756.01.27〜1791.12.05) 35歳
モーツァルトは、青少年時代にイタリアに 3回旅行をしている。 1回目は13歳の夏、2回目は15歳の秋、 3回目が16歳の秋だが「交響曲第25番」を 書いたのは、イタリア旅行後の17歳のときであった。
イタリアから帰ってから、短期間ウィーンに赴き、 その後に出かけたザルツブルクで作られた。
彼は生涯に約50の交響曲を書いたが、そのうち短調 の曲は2曲だけで、そのいずれもがト短調である。 第25番K.153を書いてから、15年後に作られた 第40番K.550のどちらも悲愴的で、ロマン的な 感情表出において、親近性が強い。
終始深い哀愁と苦悩につつまれているが、 情熱的で情緒にあふれ、優雅さももっている。
第1楽章 Allegro con brio 第2楽章 Andante 第3楽章 Minuetto - Trio 第4楽章 Allegro
(管弦楽)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (指揮) カール・ベーム ♪ 私が聴いた音源 ♪
|
|