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...... 2022年04月13日 の日記 ......
■ 《 ハレルヤ・コーラス 》   [ NO. 2022041301-1 ] v

【 オラトリオ「メサイア」(救世主)HWV56 】
          
ヘンデル,ゲオルク・フリードリヒ〔独〕
(1685.02.23〜1759.04.14) 74歳 白内障
          

            
ヘンデルはバロック音楽の最後の作曲家で、
オペラとオラトリオに主力を注ぎ、傑作を作曲しているが、
器楽曲としてチェンバロ用の組曲、管弦楽用の序曲、
バイオリン・ソナタなどの他、多くの協奏曲も残している。

オラトリオは、宗教的な題材による大規模な叙事的楽曲で、
オルガンや管弦楽の伴奏により独唱・重唱・合唱で
劇的構成をもつが、演技も舞台装置もなしで演奏される。
イギリスのオラトリオの伝統は、ヘンデルによって築かれた。

彼は、多くのオラトリオを作曲しているが、中でも
救世主キリストの一生を描いた「メサイア」が、
世界で最も愛好される曲の一つとなっている。

1742年4月13日にアイルランドのダブリンで
初演されたが、その後何度も改訂・再演されている。

全曲は3部52曲からなる。

第1部 キリストの降誕   
第2部 受難と贖(しょく)罪
第3部 復活と永遠の生命  

なかでも第2部の終曲の「ハレルヤ・コーラス」は、
全曲中の圧巻として単独で歌われることが多い。
ロンドンで初演されたとき、臨席していたジョージ2世が
この合唱の途中で感動のあまり起立し、他の聴衆も
それにならって立ち上がったとの逸話がある。
この合唱は起立して聴くことが習慣になっている。

この曲は、偉大な宗教音楽ではあるが、バッハの
オラトリオや受難曲のような教会音楽ではない。



(ソプラノ) キャスリン・バトル       
(メゾ・ソプラノ)フローレンス・クイヴァー  
(テノール) ジョン・エイラー        
(バス)   サミュエル・ラミー       
(合唱)   トロント・メンデルスゾーン合唱団
(管弦楽)  トロント交響楽団        
(指揮)   アンドリュー・デーヴィス    
          ♪ 私が聴いた音源 ♪





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