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...... 2022年03月29日 の日記 ......
■ 《 3楽章の交響曲 》   [ NO. 2022032901-1 ] e_sy

【 交響曲 第3番 変ホ長調 Op. 10 】
        
ドボルザーク,アントニン 〔チェコ〕
(1841.09.08〜1904.05.01) 62歳 脳溢血
          

             
ドヴォルザークは交響曲を9曲書いた。
彼の生前、番号なしの2曲(第3、第4)と
第1番から第5番(第6、第7、第5、第8、第9)が
出版され、永眠後、後の2曲(第1、第2)が現れた。

     第1番 ハ短調 Op. 3,B9「ズロニツェの鐘」(1865年)
     第2番 変ロ長調 Op. 4,B12(1865年)

     第3番 変ホ長調 Op. 10,B34(1873年)
     第4番 ニ短調 Op. 13,B41(1874年)

     第5番 ヘ長調 Op. 76,B54(1875年)
     第6番 ニ長調 Op. 60,B112(1880年)
     第7番 ニ短調 Op. 70,B141(1885年)
     第8番 ト長調 Op. 88,B163(1889年)
     第9番 ホ短調 Op. 95,B178「新世界より」(1893年)

ドヴォルザークの作品には、作品番号のないものや、
作曲順になってないものが多いので、ブルグハウザーが
整理して付けた番号が「B.」で略記されることがあり、
「B番号」と呼ばれている。

1873年に書かれた交響曲「第3番」は3楽章からなるが、
他の交響曲は全て4楽章で書かれている。
第2楽章にワーグナーの「タンホイザー」序曲のモチーフが
引用されていて、葬送行進曲風の性格をみせている。

1874年3月29日に、プラハでスメタナの指揮により
初演されたが、自身の交響曲を演奏会で聴いた
最初の機会となった。
(「第1番」「第2番」は、生前には初演されなかった。)

初演の後、ドヴォルザークは改訂をおこない、
翌年にオーストリア政府の国家奨学生に応募し、
多額の奨学金を得られるとともに、審査員だった
ブラームスの支持を得る契機ともなった。

       第1楽章 Alleglo moderato
       第2楽章 Adagio molto tempo di marcia
       第3楽章 Alleglo vivace



(管弦楽)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮) ヴァーツラフ・ノイマン     
          ♪ 私が聴いた音源 ♪




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