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...... 2022年03月28日 の日記 ......
■ 《 最後の作品 》   [ NO. 2022032801-1 ] or

【 交響的舞曲 Op. 45 】
         
ラフマニノフ,セルゲイ・ヴァシリエヴィチ〔露〕
(1873.4.1〜1943.3.28) 69歳 癌
        

            
二十世紀ロシアを代表する作曲家のラフマニノフは、
由緒あるロシア貴族で、近衛の隊長だった父と
教養高い母との間に生まれたが、ロシア革命が
彼の生活を根本から覆した。

1917年の末に、ソヴィエト政権を嫌ってパリに
亡命し、翌年アメリカに移り永住の地と定めた。
毎年夏にはスイスで静養し、秋にヨーロッパの
演奏旅行をする、といった生活を繰り返した。

1940年ころ、祖国ロシアに復帰する意志を
示していたが、第二次世界大戦のため
それが実現できずに、79年前の3月28日に、
70歳の誕生日を数日後にして、癌のため
カリフォルニアのビヴァリー・ヒルズの自宅で、
69年の生涯を閉じた。

ラフマニノフフの最後の作品となった
「交響的舞曲」は、1940年にニューヨークの
ロングアイランドで作曲された。
最初は2台のピアノのための版を書き、その後
オーケストレーションされ、オーマンディの指揮で
フィラデルフィア管弦楽団により、翌年の
1月3日に初演され好評だった。

各楽章に「真昼」、「黄昏」、「夜中」と標題を
付すことを考えていたが、それは破棄された。

      第1楽章 Non allegro
      第2楽章 Andante con moto-Tempo di valse
      第3楽章 Lento assai-Allegro vivace-Lento assai-
           Come prima-Allegro vivace



(管弦楽)オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
(指揮) エド・デ・ワールト         
           ♪ 私が聴いた音源 ♪




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