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...... 2022年03月23日 の日記 ......
■ 《 ガリツィン四重奏 》   [ NO. 2022032301-1 ] ch

【 弦楽四重奏曲 第12番 変ホ長調 作品127 】
         
ベートーベン,ルードヴィヒ・ヴァン〔独〕
(1770.12.17〜1827.3.26) 56歳
         

           
ベートーベンは、全16曲の弦楽四重奏曲を
書いているが、「ガリツィン四重奏曲」と呼ばれる
3曲は、ロシアの貴族のニコライ・ガリツィン公爵の
勧めによって作られ、献呈されている。

        第12番 変ホ長調 作品127
        第13番 変ロ長調 作品130
        第15番 イ短調 作品132

「後期」の作品となる「弦楽四重奏曲第12番」は、
1824年に着手されたが、この年には鬱病にかかったり、
「第九」の初演などのため、十分な作曲活動ができず、
1825年10月に完成した。

構想の大きさ、内省の声の深さ、あらゆる技巧に
超越した幽玄の手法は「後期」の作品に共通している。

「第12番 変ホ長調 作品127」は作曲の年の
3月6日に初演されたが、評判が良くなくて
3月23日に再演され、大成功をおさめた。

柔らかな旋律が声部間に歌い交わされつつ
流れるように進行していく。


     第1楽章 Maestoso - Allegro
     第2楽章 Adagio, ma non troppo e molto cantabile
     第3楽章 Scherzando vivace
     第4楽章 Finale: Allegro



(演奏)アルバン・ベルク四重奏団
      ♪ 私が聴いた音源 ♪




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