【 ピアノ五重奏曲 第1番 ニ短調 Op. 89 】
フォーレ,ガブリエル 〔仏〕
（1845.05.12〜1924.11.04） 79歳
フォーレは小規模編成の楽曲を好み、室内楽作品に
名作が多く「ピアノ五重奏曲」を２曲書いている。
ピアノ五重奏曲 第1番 ニ短調 作品89（1905年）
ピアノ五重奏曲 第2番 ハ短調 作品115（1921年）
第１番は１９０３年から作曲に取りかかったが、
聴覚範囲が狭まり高音と低音がピッチの違い音として
聞こえるという聴覚障害に悩まされていた。
そんな中で、フォーレ得意の叙情的な旋律で始まる
精妙な和声の造化を創り上げたのは１９０５年だった。
１９０６年３月に、フォーレのピアノとイザイの
弦楽四重奏団の演奏で初演され、イザイに献呈された。
イザイは作品の若々しさ、純粋に音楽的であることに
狂喜したという。
第１楽章 Molto moderato
第２楽章 Adagio
第３楽章 Allegretto moderato
（演奏） シューベルト・アンサンブル
♪ 私が聴いた音源 ♪
【 ピアノ五重奏曲 第2番 ハ短調 Op. 115 】は
2022.04.11 に掲載
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