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...... 2022年03月19日 の日記 ......
■ 《 フランス音楽再興の最初の大家 》   [ NO. 2022031901-1 ] or

【 歌劇「ファウスト」】
       
グノー,シャルル〔仏〕
(1818.06.17〜1893.10.18)75歳
           

             
グノーはパリ音楽院に入学した3年後に
ローマ大賞を獲得し、ローマに留学した。
その帰途ドイツ、オーストリアをたずね、
シューマンの作品を知り心を惹かれた。
またメンデルスゾーンの演奏するバッハの
オルガン曲にも魅入らされた。

パリに帰ってからは古典に親しみ、神学の
研究に没頭し、ミサ曲やレクイエムなどの
宗教音楽を作曲した。

32歳のときに最初の歌劇「サフォー」を書き、
オペラ作曲家としての第一歩を踏み出した。

ローマ留学中にゲーテの 戯曲「ファウスト」を
愛読していたグノーは、41歳のときに
彼の名を不朽にしたフランス・オペラの名作
「ファウスト」を第5幕の歌劇として完成させた。
原作はドイツ語だが、オペラはフランス語である。

オペラの第4作目の作品で、1859年3月19日に
パリのリリック劇場で初演された。
10年後のオペラ座の公演のときに、セリフが
歌に代えられ、フランス・オペラの伝統に即して
バレエが加えられ、現在の形になった。

        ファウスト(T)ー年老いた博士 
        メフィストフェレス(Br)ー 悪魔
        マルグリート(S)ー村娘

厭世的になったファウストが服毒自殺をしようと
したとき、姿を現した悪魔のメフィストフェレスの
誘いで、悪魔に魂を売って、再び青春を取り戻す。

マルグリートと愛し合うが、気が狂って自分の
子供を殺し、牢獄から天使に護られて
昇天していき、幕となる。

歌劇「ファウスト」は、1894年(明治27年)
11月24日に日本で初演された。
日本で最初に上演されたオペラということで
11月24日は、「オペラの日」となった。



ーバレエ音楽ー
(管弦楽)モントリオール交響楽団
(指揮) シャルル・デュトワ  
      ♪ 私が聴いた音源 ♪




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