【 星条旗よ永遠なれ 】 スーザ,ジョン・フィリップ 〔米〕 (1854.11.06〜1932.03.06) 77歳
スーザは、ポルトガル出身でワシントン海兵軍楽隊の トロンボーン奏者であった父と、ドイツ人の母との 間に生まれ、少年時代からヴァイオリンと和声楽を 学び、13歳でアメリカ最高の吹奏楽団である 海兵軍楽隊に入った。
25歳のとき、ワシントンの合衆国海兵軍楽隊の 楽長に就任し、指揮活動のかたわらに多くの 行進曲やオペレッタの作曲もした。
37歳で軍楽隊を辞して、自ら「ス−ザ吹奏楽団」を 組織し、死ぬまでの40年間その楽団をひきいて、 欧米諸国に演奏旅行を続けた。
90年前の3月6日にペンシルバニアで77年の 生涯を閉じたが、死の数分前まで演奏していて、 彼が最後に指揮した曲は「星条旗よ永遠なれ」だった。
アメリカを代表するこの「星条旗よ永遠なれ」は、 スーザの40代のころの作品だが、 国歌である「星きらめく旗」よりも愛され、 アメリカ第2の国歌とまでいわれている。
スーザの作品には百数十曲の行進曲の他、 吹奏楽用の作品では組曲、舞曲、その他数十曲があり、 なおオペレッタ11種、歌曲数10曲がある。
テューバを改良した「スーザフォーン」の普及でも、 スーザの名は世界にひろく知れわたっている。
(管弦楽)フィルハーモニー管弦楽団 (指揮) シャルル・デュトワ ♪ 私が聴いた音源 ♪
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