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...... 2022年03月05日 の日記 ......
■ 《 ブラジル音楽 》   [ NO. 2022030501-1 ] s

【 ブラジル民謡組曲 】
         
ヴィラ=ロボス,エイトル 〔ブラジル〕
(1887.03.05〜1959.11.17) 72歳
          

           
ブラジルを代表する作曲家であり、ギタ−曲の
大家としても不滅の存在であるヴィラ=ロボスは、
135年前の3月5日にリオ・デ・ジャネイロで
生まれた。

そのころ、ブラジルは大きな変革が起きようとしていて、
翌年には奴隷が完全解放され、1889年に
帝政が崩壊し、連邦共和国へ移行した。

不安定なこの時期、まだ戸籍制度が確立して
なかったため、ヴィラ=ロボスの生年月日についても
正確なことは分かっていなかったが、教会に
保管されていた洗礼記録から判明した。

作家でアマチュア音楽家であった 父の手ほどきで
チェロを始め、その後ギターの奏法を習得、
ピアノをはじめ各種の弦楽器の演奏にも熟達した、

少年時代は正規の音楽教育を受けることに抵抗し、
仲間とカフェや小劇場などで演奏するのを
日課としていたが、20歳になる前から放浪生活を始め、
ブラジル各地で民謡の採集をしていた。

25歳のときに大がかりなブラジル奥地の風俗・
音楽の調査を行い、ブラジル音楽の特異な
性格にふれて、その後自らの作品に強い
民族的個性を打ち出すようになった。

1923年から1930年、政府の奨学金でフランスに
留学し、ロンドン、ウィーン、ベルリンなどにも訪れた。
帰国後は、音楽院と音楽アカデミーの設立に携わり、
指揮者、大学教授としてブラジル楽壇の
指導的立場にいた。

ギター独奏曲「ブラジル民謡組曲」は1908年から
12年にかけて作曲された、5曲からなる組曲。

ショーロは、ブラジルのリオデジャネイロで
形作られた都会的な民衆音楽の形式の一つ。

1、マズルカ・ショーロ            
2、エコセーズ・ショーロ (スコットランド風)
3、ワルツ・ショーロ             
4、ガヴォット・ショーロ           
5、小ショーロ (ショリーニ)        



(ギター) エドゥアルド・フェルナンデス
          ♪ 私が聴いた音源 ♪




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