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...... 2022年01月18日 の日記 ......
■ 《 オペレッタ 》   [ NO. 2022011801-1 ] or

【 歌劇「いやいやながらの王様」からスラブ舞曲 】
        
シャブリエ,アレクシス・エマニュエル 〔仏〕
(1841.01.18〜1894.09.13) 53歳
         

              
シャブリエは、181年前の1月18日に
南仏のオーヴェルニュに生まれた。
16歳ごろからピアノを学んだが、一家がパリに
移るとともに、同地で法律を学び、学位をとった。
内務省の官吏となったが、その間も音楽の勉強をし、
作曲活動もしていた。

アマチュアとして歩んだその経歴から、
より自由な作品表現と機知に満ちた
ユーモアにあふれた作品が作られている。

39歳のときに内務省を退職しその後、
妻とともにスペインを旅したシャブリエが、
そのときの体験をもとに書いたのが、
ピアノのための狂詩曲「スペイン」だが、
その年に「絵画的小品」も作曲している。

優れた芸術家が集う19世紀後半のパリで
活躍したシャブリエは、交友の範囲は広く、
サンサース、マスネー、デュパルクなどの
音楽家だけでなく、印象派の画家マネ、モネ、
ルノアール、セザンヌなどとも親交を結んでいた。

シャブリエは、3曲のオペレッタを書いたが、
2番目の作品が1887年に作曲した
3幕からなる歌劇「いやいやながらの王様」で、
その年にオペラ・コミック座で初演された。

現在はあまり上演されることはないが、
第2幕の「ポーランドの祭り」と
第3幕の「スラブ舞曲」は演奏されることが多い。

華やかで生き生きとした雰囲気を盛り上げる
「スラブ舞曲」は、導入の音楽である。



(管弦楽)ツールーズ・キャピトル劇場管弦楽団
(指揮) ミシェル・プラッソン       
         ♪ 私が聴いた音源 ♪




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