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...... 2022年01月04日 の日記 ......
■ 《 スターバト・マーテル 》   [ NO. 2022010401-1 ] v

【 悲しみの聖母 】
      
ペルゴレージ,ジョヴァンニ・バティスタ 〔伊〕
(1710.01.04〜1736.03.16) 26歳 結核
      

      
ナポリ派の作曲者のペルゴレージは、312年前の
1月4日に中部イタリアのイェージで生まれた。

特にオペラ・ブッファの様式の先駆者としての
インテルメッツォ(短い喜歌劇)の大成者として知られ、
コンチェルトやソナタのような器楽曲、宗教音楽、
世俗声楽曲を残している。

彼の音楽は、ナポリ派の抒情性を発展させて快活、
明朗なものにし、次の時代のクラシック音楽への
橋渡しをした。

胸を病んでいたペルゴレージは、ナポリ近郊の
ポッツオーリの聖フランシスコ修道院彼で、
最後の作品である宗教音楽の
「スターバト・マーテル」(悲しみの聖母)を書いた。
最後の小節を書き終え、世を去ったのは、
26歳の若さだった。

ナポリの貴族たちの集まりである
「悲しみの聖母騎士団」と呼ばれる宗教団体から
委嘱された作品で、十字架の傍らにたたずむ
聖母マリアの悲しみを歌ったものである。
13世紀に作られた詩によっている。

ソプラノ、アルト、ヴァイオリン2、ビオラ、
通奏低音の編成で、12曲からなる。
「悲しみの聖母」の最後は、「肉身は死して朽つるとも、
霊魂には天国の永福をこうむらしめ給え・・」と
荘重にうたわれる。



(ソプラノ)マーガレット・マーシャル     
(アルト) ルチア・バレンティーニ=テッラーニ
(オルガン)レスリー・ピアソン        
(管弦楽) ロンドン交響楽団員        
(指揮)  クラウディオ・アバド       
         ♪ 私が聴いた音源 ♪





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