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...... 2021年12月11日 の日記 ......
■ 《 記念式典曲 》   [ NO. 2021121101-1 ] sy

【 葬送と勝利の大交響曲 Op. 15 】

ベルリオーズ,ルイ・エクトル 〔仏〕
(1803.12.11〜1869.03.08) 65歳



ベルリオーズは、218年前の12月11日に
フランス南部の田舎町で、医師の父親の
長男として生まれた。
音楽は、父のフルートで独習し、一般教育も
父の手によってなされ、学校には行かなかった。

父親が地方の名家の医師ということもあって、
18歳のときに、大学入学資格試験に合格し、
パリで医学を学んでいたが、オペラに夢中になり
音楽家にな ろうと独学で音楽の勉強を始めた。

後にパリ音楽院で、オペラと作曲を学んだ。

1830年 にローマ大賞を受賞したベルリオーズは、
賞金を得て、ローマに留学した。

交響曲は4曲作曲している。

幻想交響曲 作品14(1830年)
ヴィオラ独奏付き交響曲「イタリアのハロルド」作品16(1834年)
劇的交響曲「ロミオとジュリエット」作品17(1839年)
葬送と勝利の大交響曲 作品15(1840年)

最後に書いた「葬送と勝利の大交響曲」は、
1840年に「7月革命10周年記念式典」が
パスティーユ広場で催されるため、政府の
内務大臣に依頼されて書いたもので、 大編成の
軍楽隊(吹奏楽)によって、
野外で演奏するために書かれた。

初演は7月28日にパリの街頭で、ベルリオーズ自身が
200人程の軍楽隊を指揮して行進した。

第3楽章の最後には合唱が加わり、高らかに
讃歌が歌われる。

     第1楽章 「葬送行進曲」 
          Moderato un poco lento
    
     第2楽章 「追悼」 
          Adagio non tanto - Andantino-
          Andantino poco lento sostenuto
    
     第3楽章 「アポテオーズ」(栄光の讃歌)
          Allegro non troppo pomposo 



(合唱) ローマ・サンタチェチーリア国立アカデミー合唱団
     フィレンツェ五月祭合唱団           
     カイロ歌劇場合唱団              
(管弦楽)スカラ座・フィルハーモニー管弦楽団      
     ラヴェンナ音楽祭管弦楽団           
     カイロ歌劇場管弦楽団             
(指揮) リッカルド・ムーティ             
           ♪ 私が聴いた音源 ♪





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