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...... 2021年12月09日 の日記 ......
■ 《 官能的なオペラ 》   [ NO. 2021120901-1 ] o

【 オペラ「サロメ」】

リヒャルト・シュトラウス,ゲオルク〔独〕
(1864.06.11〜1949.09.08) 85歳 心臓病



シュトラウスは、交響詩風の音楽で名をひろめた後、
ワーグナーの影響を受けて、音楽劇の作品を
手掛けるようになった。

数曲書いた後に作曲したのが、全1幕、
第4場からなる「サロメ」だった。
新約聖書マルコ伝に出てくる女が少女サロメだが、
このオペラでは、淫蕩な女として扱われている。

母ヘローディアスは、サロメを連れて
ヘローデスの妻となった。
シリアで豪華な生活を送り、快楽と欲望のためには、
道徳も省みないヘローデスは、自分の兄弟の妻だった
ヘローディアスを無理矢理めとったうえ、
連れ子のサロメに情欲を感じていた。

管弦楽は、かなり大きな編成をとり、魅惑的で
官能的な響きを出し、前奏曲も間奏曲もなく、
最初から最後まで一貫してワーグナー風に音楽が
流れていて、異様な緊張感も出している。

1905年12月9日、ドレスデンの宮廷歌劇場で
初演され、その後欧米各地の歌劇場で続々と上演されたが、
この劇の筋が不道徳な要素を含んでいるうえに、
官能的で刺激があまりに強いので、いろいろな都市で
何度か上演禁止になったこともあった。





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