【 交響詩「春の歌」作品16 】 シベリウス,ジャン〔フィンランド〕 (1865.12.8〜1957.9.20) 91歳 脳出血
フィンランド最大の作曲家のシベリウスは、 156年前の12月8日にヘルシンキの ハメーンリンナで生まれた。 父は医師だったが、シベリウスが 2歳のときに他界している。
幼少時代から自然を愛し、夢想的な性格だった。 森や湖に遊びに行くことを好み、植物や虫を 採取することに熱心だった。
ヘルシンキの音楽院で学んだ後、ベルリンに留学、 さらに、ウィーン音楽院でも学んだ。
32歳のときに、民族的発想による作品の意義と 価値によって、政府から終身年金を おくられることになり、91歳で亡くなるまでの 59年間は、経済的な苦労はなかった。
交響詩「春の歌」は、ドイツ、オーストリア方面への 留学を終えたシベリウスが作曲家として 本格的に活動を始めた時期の1894年から 翌年にかけて作曲した。
フィンランドの人々の春という季節への熱い思いが 感じられる作品である。
(管弦楽)ボーンマス交響楽団 (指揮) パーヴォ・ベルグルンド ♪ 私が聴いた音源 ♪
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