【 ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス 】
ペッテション=ベリエル,ヴィルヘルム 〔スウェーデン〕 (1867.02.27〜1942.12.03) 75歳
ペッテション=べりエルはスウェーデン北部の ボスニア湾に面する海岸のウランゲルで生まれ、 79年前の12月3日に、遠くフレースエを臨む エステサンドの病院で75年の生涯を閉じた。
ストックホルムの王立音楽大学で学び、 作曲家、音楽評論家として活躍した。
5曲の交響曲、オペラ、歌曲、ピアノ曲などを 作曲しているが、3巻のピアノ曲集の 「フレースエーの花々」はグリーグの「抒情小曲集」にも 似た豊かな情感で、代表作となっている。
また、新聞社で音楽評論家を長く務め、 歯に衣を着せぬ辛口の批評で知られていた。
ワーグナーの音楽をスウェーデンに紹介したのも ペッテション=ベリエルだった。
48歳の1915年に作曲した「ヴァイオリンと管弦楽の ためのロマンス」は、歌うようなヴァイオリンの 音色が魅力的な作品である。
(ヴァイオリン)ウルフ・ヴァリン (管弦楽)ノルフェキング交響楽団 (指揮) ミハイル・ユロフスキ ♪ 私が聴いた音源 ♪
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