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...... 2021年11月25日 の日記 ......
■ 《 対位法の権威 》   [ NO. 2021112501-1 ] s

【 12の合唱曲 Op. 27 】

タネーエフ,セルゲイ・イヴァノヴィチ 〔露〕
(1856.11.25〜1915.06.19) 58歳 



ロシア音楽界の重鎮として活躍したタネーエフは、
161年前の11月25日にウラディーミルで
生まれ、5歳からピアノを習い始めた。

モスクワ音楽院でピアノをニコライ・ルビンシティンに、
作曲をチャイコフスキーに学んだエリートだった。

卒業後は22歳から母校で教え、29歳のときには
院長を務め、国外に出かけて見聞を広めることにも
積極的で、小説家のゾラや、作曲家のサン=サーンス、
フランクらとも親交を結んだ。

彼は、音楽院の古い考え方になじまず、
33歳で辞めてしまったが、それ以後も
モスクワ音楽文化の発展に力を尽くした。

彼は対位法の権威として知られ、4つの交響曲や
多数の室内楽曲、合唱曲などの作品を残している。

また、ピアニストや指揮者としても活躍しただけでなく、
教育者としてもたくさんの優秀な後進を育てた。
その中には、スクリャービン、ラフマニノフ、
プロコフィエフなどがいる。

優れた著作も多くあり、大きな業績を残して
モスクワで58年の生涯を閉じた。

12曲からなる混声合唱のための「12の合唱曲」は
1909年から11年にかけて作られた。

作品27の2「夕べ」       
作品27の3「廃墟の塔」     
作品27の4「見よ、なんという霧」
作品27の6「祈り」       
作品27の9「雲間に見える絶壁」 



(合唱) モスクワ国立室内合唱団 
(指揮) ウラディーミル・ミーニン
      ♪ 私が聴いた音源 ♪





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