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...... 2021年11月24日 の日記 ......
■ 《 唯一のチェロ・ソナタ 》   [ NO. 2021112401-1 ] ch

【 チェロ・ソナタ ト短調 0p. 19 】

ラフマニノフ,セルゲイ・ヴァシリエヴィチ〔露〕
(1873.04.01〜1943.03.28) 70歳



ラフマニノフは、作曲家であると同時に、稀にみる
ヴィルトゥオーゾとして、壮麗豪華な演奏で
巨匠とうたわれたピアニストだった。
彼の最も重要な作品はピアノ曲だが、
室内楽の分野では「ピアノ三重奏曲」2曲と、
「チェロ・ソナタ」1曲を残している。

1901年に作曲された 「チェロ・ソナタ」は、
その年の11月24日に、ラフマニノフのピアノと
ブランドゥコーフのチェロにより、モスクワで
初演され、ブランドゥコーフに献呈された。

1892年に作曲した「悲しみの三重奏曲 第1番」の
初演者もブランドゥコーフだった。

メランコリックで、華麗なピアニズムもかもし出し、
彼のもつ豊かな旋律性と哀愁をおびた抒情性は、
チャイコフスキーを思わせる。

荒々しい第2楽章とロマンティックな雰囲気の
第3楽章は、旋律的な部分と好対照をなしている。

       第1楽章 Lento-Allegro moderato
       第2楽章 Allegro scherzando
       第3楽章 Andante
       第4楽章 Allegro mosso



(チェロ)ヨーヨー・マ     
(ピアノ)エマニュエル・アックス
      ♪ 私が聴いた音源 ♪





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