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...... 2021年11月06日 の日記 ......
■ 《 祖国を思い 》   [ NO. 2021110601-1 ] sy

【 交響曲 第3番 イ短調 Op. 44 】
      
ラフマニノフ,セルゲイ・ヴァシリエヴィチ〔露〕
(1873.04.01〜1943.03.28) 70歳  癌
       

           
ラフマニノフが作曲した交響曲と名のつく曲は
3曲あるが、3曲とも短調である。

      交響曲第1番 ニ短調 作品13 (1895年)
      交響曲第2番 ホ短調 作品27 (1906-08年)
      交響曲第3番 イ短調 作品44 (1936年)

最後の番号つき交響曲は第3番だが、1940年に
最後の作品となった「交響的舞曲作品45」を書いている。

「交響曲第3番」スイスのルツェルン湖のほとりの
別荘「ナセル」で、1935年6月に着手し、
1年後の6月6日に完成した。

祖国を失った作曲家の甘美な憂鬱、切ないまでに甘く、
暗く心をえぐる美しさがあふれている。

完成の年の11月6日にストコフスキーの指揮、
フィラデルフィア管弦楽団の演奏で初演された。

ラフマニノフの指揮、フィラデルフィア管弦楽団の
共演での録音も残している。

第3楽章では、お気に入りのグレオリオ聖歌の
「怒りの日」のモチィーフが現れる。

      第1楽章 Lento - Allegro moderato
      第2楽章 Adagio ma non troppo - Allegro vivace
      第3楽章 Allegro



(管弦楽)ロンドン交響楽団
(指揮) ネーメ・ヤルヴィ
    ♪ 私が聴いた音源 ♪





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