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...... 2021年11月05日 の日記 ......
■ 《 無頼の物語 》   [ NO. 2021110501-1 ] or

【 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの
           愉快ないたずら」Op. 28 】


リヒャルト・シュトラウス,ゲオルク 〔独〕
(1864.06.11〜1949.09.08) 85歳 心臓病



リヒャルト・シュトラウスは、ブラームスに才能を
認められ、後にベルリオーズやリスト、ワーグナーの
音楽を研究し、標題的傾向のある作品に興味を
示すようになり、交響詩の世界に足を踏み入れた。

31歳のときの作品の
「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」は、
彼の作品の中で最も広く愛好されているもので、
『昔の無頼の物語によるロンド形式の大管弦楽のための』
と副題がついている。

十四世紀の北ドイツの伝説の奇人でいたずら者の
ティル・オイレンシュピーゲルを主人公に、
彼の冒険談を題材としていて、絞首台におくられる
顛末が様々に描かれている。

巧みな管弦楽法で個々の楽器の特性に応じて表現をし、
ティルのユーモラスな主題は先ずホルンで現れる。
ユーモアと機知に富み、単純で民謡風な親しみやすい
主題をつかい、分かりやすい作品となっている。

1895年11月5日にケルンで
フランツ・ヴェルナーの指揮により初演された。



(管弦楽)ドレスデン国立管弦楽団   
(指揮) ヘルベルト・ブロムシュテット
        ♪ 私が聴いた音源 ♪





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