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...... 2021年11月03日 の日記 ......
■ 《 イタリア・オペラ界のアイドル 》   [ NO. 2021110301-1 ] o

【 歌劇「夢遊病の女」】
      
ベルリーニ,ヴィンチェンツォ〔伊〕
(1801.11.03〜1835.09.23) 34歳 腸疾患
        

          
十九世紀前半のイタリアの歌劇作家のひとりの
ベルリーニは、220年前の11月3日にシチリア島の
カターニャで生まれた。
父 はオルガニストで、幼少のころから楽才を示し、
24歳のときに処女作オペラを書いた。

全10作のオペラを遺し、パリ近郊のピュトーで
34年の短い生涯を閉じた。

1831年30歳のときに発表したのが
7作目のオペラ「夢遊病の女」 で、2幕からなる。
スクリープの作品からロマーニが台本を書いた。

完成の年の3月6日にミラノで初演され
大好評を博したが、管弦楽の未熟さを自覚し、改めて
勉強をやり直し、8作目の「ノルマ」を書いた。
どちらもベルリーニの代表作とされている。

彼の音楽は、音楽史上最も美しい旋律美の創造者の
ひとりにあげられるが、深い憂愁と孤高の気品と、
いいようもない心の悲しみにみちていて、
他に類のない感動を与える。

ショパンは、ベルリーニの熱烈な賛美者で、
死の床で彼のアリアを聴きたいと願ったといわれるが、
他にも多くの作曲家に影響を与えている。

「夢遊病の女」あらすじは、エルヴィーノとの
結婚を間近にした村一番の美貌の娘アミーナが
「夢遊病」のため、知らない間にロドルフォ伯爵の
滞在したホテルのベットで一夜を明かしてしまう。

伯爵とは、何ごともなかったが、
村人やエルヴィーノは誤解し、大騒ぎになる。
しかし、最後は誤解も解け、めでたし、めでたし。




    

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