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...... 2021年10月20日 の日記 ......
■ 《 幻想的 》   [ NO. 2021102001-1 ] sy

【 交響曲 第1番 変ホ長調 Op. 28 】
        
ブルッフ,マックス〔独〕
(1838.01.06〜1920.10.20) 82歳
          

               
ブルッフは十九世紀後半、西ドイツで最も賞賛された
オラトリオ作曲家だが、ヴァイオリンの作品により
重要な地位をしめていた。

ケルンで生まれたブルッフは、優秀なオラトリオ
歌手の母親から最初の音楽教育を受け、
11歳で交響曲を書き、14歳でモーツァルト奨学金を
得て、作曲の勉強をした。

彼は、歌劇や管弦楽曲、声楽曲の分野にも
多くの作品を残しているが、声楽曲の様式は、
メンデルスゾーンの系統をひき、ロマンチックで
甘ったるい一面、繊細な表現がみられる。
若い 若いころから、各国の民謡を熱心に研究し、
数々の作品に反映させている。

43歳のときに、ベルリンのソプラノ歌手の
トゥチェックと結婚した。

72歳で隠退するまで社会的活動を続け、
文化勲章も受け、101年前の10月20日に
ベルリン近郊のフリーデナウで82年の生涯を閉じた。

「ヴァイオリン協奏曲第1番」を作曲した2年後の
1868年に書いた「交響曲第1番」は、
4楽章からなり、メンデルスゾーンの影響を感じさせ、
幻想的で美しく重厚な作品である。

「友情を込めて」ブラームスに献呈された。

        第1楽章 Allegro maestoso
        第2楽章 Scherzo: Presto
        第3楽章 Quasi fantasia: Grave
        第4楽章 Finale: Allegro guerriero



(管弦楽)ロンドン交響楽団   
(指揮) リチャード・ヒコックス
     ♪ 私が聴いた音源 ♪



       

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