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...... 2021年10月19日 の日記 ......
■ 《 戴冠式頌歌 》   [ NO. 2021101901-1 ] or

【 行進曲「威風堂々」Op. 39 】
      
エルガー,エドワード 〔英〕
(1857.06.02〜1934.02.23) 76歳
        

             
エルガーの父親は、教会のオルガニストだった。
最初、父の意志で法律家になろうとしたが、
自分の天職は音楽だと感じ、ピアニスト兼
指揮者として足を踏み入れた。

エルガーの5曲の軍隊行進曲の総称が
「威風堂々たる陣容」だが、今日演奏されるのは
第1番で、「威風堂々」といえばこの曲である。

作曲されたのは1901年で、
その年の10月19日に初演された。

翌年のイギリスのエドワード7世の戴冠式に際し、
アルト独唱、合唱をもって戴冠式頌歌に
用いることを命ぜられ、この旋律が
「希望と光栄の国」のために用いられた。

民謡的な美しさを持ちつつ、華麗で
かつ堂々たる行進曲は人々に喜ばれた。

曲題の「威風堂々」は、シェイクスピアの
「オテロ」中の「栄光への別れ」の場の
セリフから引用されたものである。

イギリス音楽の再生に対して、彼が誰よりも
多くを寄与したことで1904年には
騎士に列せられ、1931年に、ジョージ五世から
准男爵の位を授けられた。



(管弦楽)フィルハーモニア管弦楽団
(指揮) ジョン・バルビノーニ  
       ♪ 私が聴いた音源 ♪




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