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...... 2021年10月08日 の日記 ......
■ 《 フランスのモーツァルト 》   [ NO. 2021100801-1 ] o

【 歌劇「白衣の婦人」序曲 】
    
ボワエルデュー,フランソア=アドリアン 〔仏〕
(1775.12.16〜1834.10.08)58歳 結核性咽頭炎
    

    
ベートーベンと同世代 のボワエルデューは、
オペラ作曲家、ピアニストとしてフランスで活躍した。
豊かなメロディーと軽快さをもった作品を数多く
作曲し、「フランスのモーツァルト」と呼ばれた。

正歌劇に対して十九世紀初頭に新しい喜歌劇様式を
確立した大家で、1803年ペテルブルクに行き、
帝室作曲家に任命され、フランス語オペラの監督に
就任したが、1811年にパリに戻った。

1817年からは、パリ音院院作曲家教授として、
後進の指導にあたったが、アダンも弟子のひとりである。

187年前の10月8日に結核性咽頭炎のため
58年の生涯を閉じた。

歌劇「白衣の婦人」は、スコットランドの文豪
スコット(1771〜1822)の小説を劇作家の
スクリープ(1791〜1861)が台本を書き、当時
パリで第一流の歌劇作曲だったボワエルデューが
作曲したもので、1825年12月10日に
パリのオペラ座で初演された。

今では、軽快な序奏だけが管弦楽や吹奏楽で
演奏されることが多い。

スコットランドの古城に、事あるときは
白い衣の婦人が現れるという伝説があって、
その城が野心家の手に落ちようとしたときに、
ある娘が白い衣を着て城の中に出て、その城を
正しい相続人に与えるキッカケを作り、その娘は
城の相続人とめでたく結婚するというあらすじ。




       

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