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...... 2021年10月05日 の日記 ......
■ 《 ドヴォルザークの恋 》   [ NO. 2021100501-1 ] sy

【 交響曲 第2番 変ロ長調 作品4 】
       
ドヴォルザーク,アントニン 〔チェコ〕
(1841.09.08〜1904.05.01) 62歳 脳溢血
           

           
1865年に交響曲1番を完成したが、その後すぐの
8月に着手し、10月に完成したのが交響曲第2番である。
すぐには初演されず、改訂をした後1888年3月11日に
プラハで行なわれ、好評を得た。

ベートーベン、シューベルト、ワーグナー、リストらの
影響があちこちにうかがえる。

1863年にワーグナーがプラハを訪れているが、
当時ヴィオラ奏者をつとめていたドヴォルザークは、
ワーグナーの指揮によって、彼の作品を演奏し、
深い感銘を受けている。

第2番も第1番同様、彼の生前に出版されることはなく、
第二次世界大戦も終わり、10余年も経った
1959年に出版された。

第2番を完成させたころ、ドヴォルザークは、
彼の生徒でもあったヨゼフィーナ・チェルマーコヴァーに
熱烈な想いをよせていた。

長い求愛の末に実を結ぶこともなく、妹のアンナと
結婚することになるのだが・・・

しかし、ヨゼフィーナへの愛が、ドヴォルザークを
積極的に筆をとらせたことになったであろう。

序奏の後に美しい旋律が歌われるパストラール風とも
夜想曲風とも思える第2楽章には、
洗練された書方が見られる。

        第1楽章 Alleglo con moto
        第2楽章 Poco Adagio
        第3楽章 Scherzo: Alleglo con brio
        第4楽章 Finale: Alleglo con fuoco



(管弦楽)シュターツカペレ・ベルリン
(指揮) オトマール・スイトナー  
       ♪ 私が聴いた音源 ♪




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