[PREV] [NEXT]
...... 2021年10月04日 の日記 ......
■ 《 ズロニツェの鐘 》   [ NO. 2021100401-1 ] sy

【 交響曲 第1番 ハ短調 作品3 】
        
ドヴォルザーク,アントニン 〔チェコ〕
(1841.09.08〜1904.05.01) 62歳 脳溢血
          

           
ドヴォルザークの交響曲は9曲ある。
彼の生前、番号なしの2曲(第3、第4)と
第1番から第5番(第6、第7、第5、第8、第9)が
出版され、永眠後、後の2曲(第1、第2)が現れた。

     第1番 ハ短調 作品3,B9「ズロニツェの鐘」(1865年)
     第2番 変ロ長調 作品4,B12(1865年)

     第3番 変ホ長調 作品10,B34(1873年)
     第4番 ニ短調 作品13,B41(1874年)

     第5番 ヘ長調 作品76,B54(1875年)
     第6番 ニ長調 作品60,B112(1880年)
     第7番 ニ短調 作品70,B141(1885年)
     第8番 ト長調 作品88,B163(1889年)
     第9番 ホ短調 作品95,B178「新世界より」(1893年)

ドヴォルザークの作品には、作品番号のないものや、
作曲順になってないものが多いので、ブルグハウザーが
整理して付けた番号が「B.」で略記されることがあり、
「B番号」と呼ばれている。

ジムロック社は、ドヴォルザークの作品を高く
評価していたブラームスが紹介し、彼の作品は
そこから出版されていた。

最初に作曲した交響曲は、23歳のときの作品で、
ドヴォルザーク自らが「ズロニツェの鐘」と
名付けている。
コンクールに提出したが入選できず、
演奏も出版もされなかった。

ドヴォルザークの死後1923年にスコアが発見され、
1936年10月4日にブルノで 初演された。
楽譜が出版されたのは、更に25年後のことだった。

家業の肉屋を継ぐための修行で少年時代を過ごし、
初めて音楽の勉強をした町がズロニツェなので、
思い出の地の名を付けたようだ。

         第1楽章 Alleglo
         第2楽章 Adagio di molto
         第3楽章 Allegretto
         第4楽章 Finale: Allegretto



(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮) カール・ベーム          
          ♪ 私が聴いた音源 ♪




...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: