 【 祝祭劇「劇場の献堂式」序曲 Op. 124 】 ベートーベン,ルードヴィヒ・ヴァン〔独〕 (1770.12.17〜1827.3.26) 56歳
 1822年10月3日に初演された序曲「献堂式」は その日に行なわれた、ウィーンのヨーゼフシュタット劇場の こけら落としのために書かれた。
カルル・マイルズの台本による祝祭劇「劇場の清祓式」の 上演があり、その音楽をベートーベンが作曲したのだが、 新しく2曲を作り、その他は約11年前に作曲した 「アテネの廃墟」から転用した。
その2曲のうちの1曲がこの序曲で、もう1つが 「変ロ長調の合唱」である。
この祝祭劇の台本は、ノッテポームの 「第2ベートーヴェニアーナ」の第43章に載っている。 登場人物は、アポロ、テスピス、青年、少女、神官、 乙女たちの他、優美、舞踊、喜劇、風刺、洒落、戯詩、 および歌謡劇というものがそれぞれ擬人化されて 出てくるものであった。
序曲は2部からなる。
第1部 Maestoso e sostenuto 第2部 Allegro con brio

(管弦楽)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (指揮) ヘルベルト・フォン・カラヤン ♪ 私が聴いた音源 ♪
|
|