 【 バレエ音楽「ラ・ペリ」(仙女)】
デュカス,ポール 〔仏〕 (1865.10.01〜1935.05.17) 69歳

デュカスは156年前の10月1日パリで生まれた。 14歳から音楽を独学で始め、17歳でパリ音楽院に 入学し、卒業後は同音楽院とエコール・ノルマンの 両校で教鞭をとりつつ、作曲活動をおこなった。
彼は極度に厳しい自己批評のために、作品の完成に 長時間を要し、多くの曲が未完成、未発表に 終わっていて、わずか13曲の作品が出版、 演奏されたに過ぎなく、晩年多数の未完成曲と 未発表曲は破棄したが、彼は大家として認められ、 死の前年にフランス学士院の会員に選ばれた。
「ラ・ペリ」は45歳のときの作品で、器楽曲としては 彼の生涯の最大作であり、最大の力作である。 ペリ(仙女)と王イスカンデルの2人だけを 登場人物とする1幕の舞踊詩として作曲された。
しかし、現在ではバレエとして上演されるよりは、 一遍の交響詩として演奏されることのほうが多い。

(管弦楽)コロンヌ管弦楽団 (指揮) ジョルジュ・セバスティアン ♪ 私が聴いた音源 ♪
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