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...... 2021年09月14日 の日記 ......
■ 《 教会音楽 》   [ NO. 2021091401-1 ] v

【 レクイエム ハ短調 】

ハイドン,ヨハン・ミヒャエル 〔墺〕
(1737.09.14〜1806.08.10) 68歳



ヨーゼフ・ハイドンの5歳年下の弟の、
ヨハン・ミヒャエル・ハイドンは、284年前の
9月14日にローラウで生まれた。

兄と同じウィーン聖シュテファン教会の聖歌隊で
歌う傍ら、オルガン、ピアノ、バイオリンを学んだ。

教会のオルガニストとして活躍したが、
1800年にザルツブルクがフランス軍に占領され、
長い宗教国家としての歴史を終え、
彼の晩年は不遇だった。
わずかに1804年、王立スウェーデン音楽アカデミーの
会員に選ばれたことが、失意の彼を慰めた。

ウェーバー、ヂィアベリなど多くの弟子を育てたが、
ヂィアベリは師のために、葬送行進曲を作曲した。
24歳年下のモーツァルトの父とザルツブルクの
楽壇の同僚で、モーツァルト一家と親交があり、
モーツアルト父子の手紙に、彼の名前がよく書かれていた。

作品としては、約360曲の教会音楽を作曲したが、
交響曲、協奏曲、オペラ、室内楽なども多く残している。

彼は、ザルツブルグを終生離れることなく、
1806年に当地で68年の生涯を閉じた。

「レクイエムハ短調」は、ザルツブルグの
大司教ジークムント三世の死に際して作曲された。




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