 【 行進曲「ベルリン気質」】
リンケ,パウル 〔独〕 (1866.11.07〜1946.09.03) 79歳

オペレッタの作曲家のリンケは、 ドイツでは「ベルリン・オペレッタの父」と 呼ばれて尊敬されていた。
プロイセン時代からベルリン歌劇場の楽長を務めたが、 75年前の9月3日にクラウスタール= ツェラーフェルトで79年の生涯を閉じた。
行進曲「ベルリン気質」は、「ベルリンの風」 「ベルリンの大気」とも呼ばれ、ベルリンの 市歌となるほど有名な曲である。
毎年6月の最終日曜日に、ワルトビューネ 野外音楽堂で行なわれる、ベルリン・フィルの ピクニックコンサートで最後に演奏される曲が 「ベルリンの風」となっている。
「ベルリン気質」は、1899年に書かれた オペレッタ「ルナ夫人」からとられている。
ルナ夫人は月世界の王妃だが、ベルリンっ子の 冒険家一家が熱気球で月世界に行き、 王妃の宮廷で歓待されるという筋書である。

(管弦楽)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (指揮) 小澤征爾 ♪ 私が聴いた音源 ♪
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