 【 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op. 27-3 二短調 】
イザイ,ウジェーヌ 〔ベルギー〕 (1858.07.16~1931.05.12) 72歳

「無伴奏ヴァイオリンソナタ 作品27」は、イザイが 1923年から翌年にかけてベルギーの自宅で作曲した。 この曲は、バッハの6曲の「無伴奏ヴァイオリンのための ソナタとパルティータ」に刺激をうけて書かれている。
当時、32歳だった若きヴァイオリニストのシゲティの 演奏するバッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ」 を聴き、高度なテクニックによる表現力豊かな演奏と、 バッハの霊感の豊富な作品に深い感銘を受けて 作曲を始めている。
イザイも第1番から第6番までの6曲の 「無伴奏ヴァイオリンソナタ」を書いたが、 それらは6人の若いヴァイオリニストを意識して 書かれていて、それぞれの演奏家に捧げられている。 「第3番二短調 バラード」はジョルジェ・エネスクに 献呈された。
(献呈者) 第1番 ト短調 ヨゼフ・シゲティ 第2番 イ短調 ジャック・ティボー 第3番 ニ短調 ジョルジェ・エネスク 第4番 ホ短調 フリッツ・クライスラー 第5番 ト長調 マチュー・クリックボーム 第6番 ホ長調 マヌエル・キロガ

(ヴァイオリン) オスカー・シェムスキー ♪ 私が聴いた音源 ♪
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