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...... 2021年08月13日 の日記 ......
■ 《 ・・・風景 》   [ NO. 2021081301-1 ] or

【 組曲「アルザスの風景」】
      
マスネ,ジュール=エミル=フレデリク 〔仏〕
(1842.05.12〜1912.08.13) 70歳
        

         
フランス・ロマンチック・オペラの巨人と呼ばれた
マスネは、ピアノを教えていた母から音楽的な
才能を、父から正確で几帳面な性質を受けた。

11歳でパリ音楽院に入学し、20歳のときに
ローマ大賞を獲得して、3年間ローマで過ごした。
36歳でパリ音楽院の教授となり、多くのすぐれた
作曲家を育てた。

マスネの一生は、幸福で安定していたせいもあり、
彼の作る音楽はどれも美しく、聴く人の心を
魅了するものばかりだった。
オペラ、楽劇、舞踊劇、宗教音楽、管弦楽曲、
付随音楽、ピアノ曲、歌曲など多くの作品を残している。

演奏会用の管弦楽組曲を7曲作曲した。

組曲第1番ー1867    
組曲第2番 ハンガリーの風景
組曲第3番 劇的な風景   
組曲第4番 絵のような風景 
組曲第5番 ナポリの風景  
組曲第6番 おとぎの国の風景
組曲第7番 アルザスの風景 

1870年から翌年にかけて行われた普仏戦争の際、
マスネは兵士としてアルザスに駐留した。
1881年に当時の印象を楽曲にまとめたのが
組曲「アルザスの風景」で、アルザス民謡や
プロテスタントのコラールを用いて
平和な日曜日の1日を描いている。

第1曲ではコラール「目覚めよと呼ぶ声あり」が
弦楽器で演奏される。
第4曲では、軍楽の調べ「帰営ラッパ」が吹かれる。

第1曲 日曜日の朝 
第2曲 酒場で   
第3曲 菩提樹の下で
第4曲 日曜日の夕方

1882年3月にエドゥアール・コロンヌの指揮、
コンセール・コロンヌの演奏で初演された。



(管弦楽) NBC交響楽団      
(指揮) アルトゥーロ・トスカニーニ
       ♪ 私が聴いた音源 ♪




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