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...... 2021年08月11日 の日記 ......
■ 《 モーツァルトを範例に 》   [ NO. 2021081101-1 ] e_co

【 ホルン協奏曲 第2番 変ホ長調 Op. 86 】
        
リヒャルト・シュトラウス,ゲオルク〔独〕
(1864.06.11〜1949.09.08) 85歳 心臓病
         

           
R.シュトラウスの父は、音楽家として相当の
実力のあった人で、ミュンヘン音楽院の教授、
王立バイエルン室内楽奏者、ミュンヘン国立歌劇場の
首席ホルン奏者として活躍し、
ホルンのヨアヒムと呼ばれていた。

彼の父がホルン奏者として腕達者であったことも
あって、早くからホルンに対してかなりの造詣をもち、
変ホ長調のホルン協奏曲を2曲残している。
父に捧げられた第1番は18歳の1882年に、
第2番は60年を経た78歳の1942年に作られた。

第2番はモーツァルトを想わせる旋律と、
独特のきめの細かい均斉のとれた作品で、
社交音楽的性格、擬古典主義的な旋律法など、
モーツァルトのホルン協奏曲との類似点がみられる。

狩りのホルンのシグナルを想わせるような
主題を持つ終曲のロンドは、モーツアルトを模した
生気あふれる「狩猟のロンド」である。

初演は1943年8月11日、ザルツブルクでベームの指揮、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ホルンは
首席ホルン奏者のゴットフリート・フォン・フライベルクの
ホルン独奏によって行なわれた。

         第1楽章 Allegro
         第2楽章 Andante con moto
         第3楽章 Rondo



(ホルン)アンドリュー・ジョイ        
(管弦楽)ケルン放送交響楽団         
(指揮) ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト
       ♪ 私が聴いた音源 ♪



   

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