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...... 2021年08月02日 の日記 ......
■ 《 初期の意欲作 》   [ NO. 2021080201-1 ] ch

【 二重ソナタ イ長調 Op. 162 D574 】
      
シューベルト,フランツ・ペーター 〔墺〕
(1797.01.31〜1828.11.19) 31歳 チフス
        

             
シューベルトは19歳のときに「作品137」の
3曲のソナチネと呼ばれる「ヴァイオリン・ソナタ」を
作曲しているが、翌年の1817年8月に
「ヴァイオリン・ソナタ イ長調」を書いていて、
この曲の楽譜は、シューベルトの死後の
1856年に、ディアベリ社から出版された。

この作品は「ヴァイオリン・ソナタ第4番」と
呼ばれることも多く、3曲の「作品137」とは
区別する意味で二重奏曲と呼ばれることもある。

「作品162」はイ長調という調性に
よるところもあり、幸福感に溢れている。
シューベルトの作品のイ長調の器楽曲は、
ほとんど常に明るく大らかで
親しみやすい性格のものが生まれている。

和声の点からもリズムの点からも魅力があり、
全体にはシューベルト流の美しい旋律が
貫かれている。

        第1楽章 Allegro moderato
        第2楽章 Scherzo: Presto - Trio
        第3楽章 Andantino
        第4楽章 Allegro vivace



(ヴァイオリン)ライナー・クスマウル  
(ピアノ)  アンドレアス・シュタイアー
         ♪ 私が聴いた音源 ♪




    

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