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...... 2021年07月31日 の日記 ......
■ 《 ハンガリー民族音楽 》   [ NO. 2021073101-1 ] s

【 ハンガリー狂詩曲 第2番 嬰ハ短調 】
        
リスト,フランツ 〔ハンガリー〕
(1811.10.22〜1886.07.31) 74歳 心筋梗塞
          

           
リストが愛する神に召されたのは、旅先の
バイロイトでのことだった。

音楽祭に向かう途中で風邪をひき、急性肺炎を
併発し、心筋梗塞のため135年前の7月31日
午後11時15分に息をひきとった。

晩年は心臓病、慢性気管支炎、鬱病、白内障を患い、
病気との闘いの日々だった。

葬儀は8月3日、バイロイトの全市をあげて行われ、
市立墓地に埋葬された。

リストは54歳のときに、カトリックの聖職者となる
手続きをとり、下級聖品(司祭以外の聖職者)の
儀式を受けていた。
その時から、彼はアベ・リストと呼ばれ、死ぬまで
神父の服をまとうことになった。

リストのピアノの作品はその多くが、若いころ、
演奏で忙しかった巨匠時代のもので、
超人的なテクニックを要求するものが多いが、
すべてロマンティシズムに徹している。

19曲のハンガリー狂詩曲は、ハンガリーで収集した
ジプシーの音楽や、ハンガリーの民族音楽を
チャールダッシュの形式でまとめたものである。

その中でも、もっとも親しまれているのが、
1847年に作曲した、幻想的な第2番である。

ゆるやかな速度で情緒たっぷりなハンガリー風の
メロ ディーを歌う“ラッサン”という部分で始まる。
そしてそれとは対照的に、めまぐるしい急速度で
熱狂的な踊りをあらわす“フリシェカ”という部分が続き、
ピアノから管弦楽のような効果をつくりだしながら、
きらめきほとばしる野生の情熱を展開してゆく。
技巧のかぎりをつくしたスケールの大きい
ピアノ曲となっている。    

        第1楽章 Allegro non troppo
        第2楽章 Andante con moto
        第3楽章 Scherzo : Allegro vivace
        第4楽章 Allegro moderato



(ピアノ) ジョルジュ・シフラ
     ♪ 私が聴いた音源 ♪




  

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