【 無伴奏バイオリン・パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006 】 バッハ,ヨハン・セバスティアン 〔独〕 (1685.03.21〜1750.07.28) 65歳
バッハは、ケーテン宮廷楽長としてレオポルト侯に 仕えていた 1720年、35歳の頃 バイオリン独奏のためのソナタを3曲と パルティータを3曲作曲した。
第1曲 ソナタ第1番 ト短調 VBW1001 第2曲 パルティータ 第1番 ロ短調 VBW1002 第3曲 ソナタ第2番 イ短調 VBW1003 第4曲 パルティータ 第2番 ニ短調 VBW1004 第5曲 ソナタ第3番 ハ長調 VBW1005 第6曲 パルティータ 第3番 ホ長調 VBW1006
この6曲は長く顧みられず、バッハの死後 52年目の1802年に初めて楽譜として出版された。 しかし、それもあまりひろまらず、1839年に ダーヴィットが再発見して、新たに出版してから 広く演奏されるようになった。
演奏が困難な複音楽の部分が多いが、作曲当時の 楽器にとっては、無理なものではなかったようだ。
パルティータは17世紀の間は変奏曲と 同義だったが、18世紀のドイツにおいて 組曲(パルティータ)という意味に変化した。
「パルティータ 第3番」は、明るく軽快で、 華麗な曲風を持っている。 バッハ自身この曲をかなり気に入っていたようで、 リュートのため(ハープ)の編曲も残している。
第3楽章の「ガボット」は、有名な旋律である。
第1楽章 Preludio 第2楽章 Loure 第3楽章 Gavotte en Rondeau 第4楽章 Menuet 第5楽章 Menuet 第6楽章 Bourree 第7楽章 Gigue
ノース編曲のリュート編 (リュート) ナイジェル・ノース ♪ 私が聴いた音源 ♪
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