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...... 2021年07月18日 の日記 ......
■ 《 人民芸術家 》   [ NO. 2021071801-1 ] or

【 交響詩「永遠のあこがれ」Op. 33 】

ノヴァーク,ヴィーチェスラフ 〔チェコ〕
(1870.12.05〜1949.07.18) 78歳



ノヴァークは、プラハ大学で法律と哲学を学び、
同時に音楽院でドヴォルザークらに師事した。
卒業後は母校で作曲を教え、
49歳のときから院長を勤めた。

モラビアやスロバキア地方の民謡を聞き集めて
いたので、作風は民族音楽に影響されているが、
R.シュトラウスやドビュッシーなどの影響もみられる。
しかし、終生にわたり後期ロマン派の
音楽様式にとどまった。

1945年には「人民芸術家」の称号を贈られ、
作曲活動も続けたが66年前の7月18日に
スクテチュで78年の生涯を閉じた。

35歳の作品の「永遠のあこがれ」は、
アンデルセンが34歳のときに書いた小説
「絵のない絵本」の28夜の話を基にしている。

白鳥の群れの中の一羽が、力尽きて海に落ちるが
夜明けの陽の光と共に蘇り、飛び立っていくという
孤独へのあこがれと、自然との対話を描いている。



(管弦楽)ブルノ国立フィルハーニー管弦楽団
(指揮) フランチシェク・イーレク    
          ♪ 私が聴いた音源 ♪





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