[PREV] [NEXT]
...... 2021年07月14日 の日記 ......
■ 《 代表作 》   [ NO. 2021071401-1 ] co

【 クラリネット協奏曲 ハ短調 作品31 】

フィンジ,ジェラルド 〔英〕
(1901.07.14〜1956.09.27) 55歳



イギリスの作曲家・園芸家のフィンジは、
ユダヤ人の両親のもと、120年前の7月14日に
ロンドンで生まれた。

父親は7歳のときに亡くなり、少年時代は
個人教育を受けた。

イングランドに転居後は作曲家・オルガニストの
アーネスト・ファーラーに学んでいたが、西部戦線で
戦士をしたため、ヨーク大寺院オルガニスト兼
合唱指揮者のエドワード・ベアストウの
個人指導を受け、その後作曲を始めた。

画家のジョイス・ブラックと結婚してからは、
バークシャーのオルドボーンで作曲活動と
リンゴの栽培を始めた。

50歳のときに不治の病の悪性リンパ腫に罹り、
5年後にオックスフォードの病院で世を去った。

フィンジは、エルガーやヴォーン・ウィリアムズの
音楽を継承した音楽家の一人である。
歌曲の作品が多く、器楽曲は少ない。

「クラリネットと弦楽のための協奏曲 ハ短調」は、
1948年から翌年にかけて作曲された彼の
代表作の一つで、最も有名な作品だが、
第2楽章で展開されるクラリネットの旋律は、
メランコリックで印象的だ。

       第1楽章 Allegro vigoroso
       第2楽章 Adagio, ma senza rigore
       第3楽章 Rondo: Allegro giocoso



(クラリネット)エマ・ジョンソン       
(管弦楽) ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)  チャールズ・グローヴス      
          ♪ 私が聴いた音源 ♪





...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: