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...... 2021年07月11日 の日記 ......
■ 《 ピアノ曲集 》   [ NO. 2021071101-1 ] s

【 3つの前奏曲 】

ガーシュウィン,ジョージ〔アメリカ〕
(1898.09.26〜1937.07.11) 38歳 脳腫瘍



ガーシュウィンは、二十世紀前半に最もアメリカ的な
性格、手法を反映した作曲家にあげられ、
ピアニストであり、ジャズソングの作曲家でもあった。

17歳のとき、ニューヨークの音楽屋の
ソング・プラッガー(店頭で客に乞われるままに、
そこで出版している楽譜をピアノで弾いて聴かせる職)
になり、多くの作品を研究することができた。

21歳のときに作曲した「スワニー」が大ヒットをし、
多くの期待を集めることになり、彼の才能もまた
それにこたえ、アメリカ音楽史にその名をとどめた。

最後の作品となった「ゴールドイン・フォリーズ」の
完成をまたず、84年前の7月11日の朝、
脳腫瘍のため、ロサンゼルスのビバリーヒルズで
急逝した。
独身を通した38歳9ケ月の短い生涯だった。

二十世紀アメリカ音楽の古典として有名な
「3つの前奏曲」は、1925年頃に作曲した
ピアノ曲だが、初演のときは5曲が演奏された。
その中の3曲がピアノ曲集として
1927年に出版された。

タンゴとチャールストンのリズムをブレンドした
独特のリズムの第1番。
けだるいブルースの第2番。
アップテンポのラグタイムの第3番とそれぞれに
魅力的な小品である。

この曲はいろいろな楽器のために編曲されているが、
ガーシュウィンと親交のあったヤッシャ・ハイフェッツによる
ヴァイオリン独奏用の編曲は有名である。

      第1番 Allegro ben ritmato e deciso
      第2番 Andante con moto e poco rubato
      第3番 Allegro ben ritmato e deciso



(ピアノ) フランク・ブラレイ
     ♪ 私が聴いた音源 ♪





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