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...... 2021年06月29日 の日記 ......
■ 《 セミ・クラシック 》   [ NO. 2021062901-1 ] or

【 トランペット吹きの子守歌 】
            
アンダーソン,ルロイ 〔米〕
(1908.06.29〜1975.05.18) 66歳



クラシックをより親しみやすい形にした
「セミ・クラシック」という分野で活躍した
作曲家、指揮者のアンダーソンは、113年前の
6月29日にマサチューセッツ州ケンブルッジで
スウェーデン移民の両親の間に生まれた。

名門ハーバード大学で作曲を学んだが、
自らは大学のバンドでトロンボーンを吹いていた。
後にバンドの音楽監督となり、編曲を
行なうようになり、それらの作品が指揮者の
アーサー・フィードラーに認められ、
一流の音楽家としての道を歩むことになった。

フィードラーは、アンダーソンに作曲も勧め、
多くの名曲が生まれた。
卒業後はボストンとニューヨークで編曲家として活躍した。

アンダーソンの曲は、くつろいだ気分で聴ける
楽しいものばかりで、ウッドブロックを使って
時計の“チクタク”という音を表現している
「シンコペイテッド・クロック」や、トランペットで
馬(もしくは鹿)のいななきを表現した「そり滑り」、
本物の紙やすりを打楽器として使った
「サンドペーパー・バレエ」、本物のタイプライターを
使った「タイプライター」、クラリネットの音色を猫の
鳴き声に見立てた「ワルツィング・キャット」など、
楽器の音色を独創的に用いたことでもよく知られている。

トランペットと管弦楽のための作品の
「トランペット吹きの子守歌」は、1949年に
アーサー・フィードラーとボストン・ポップス・オーケストラからの
委嘱によって作曲された。

初演は1950年5月9日にロジャー・ボイジンの
トランペットとボストン・ポップス・オーケストラの
演奏で行われた。



(管弦楽)ボストン・ポップス・オーケストラ
(指揮) アーサー・フィードラー     
          ♪ 私が聴いた音源 ♪





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