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...... 2021年06月25日 の日記 ......
■ 《大作曲家》   [ NO. 2021062501-1 ] co

【 フルート協奏曲 ト長調 TWV51-G2 】

テレマン,ゲオルク・フィリップ 〔独〕
(1681.3.14〜1767.6.25) 86歳



十八世紀前半のドイツ・バロック音楽が
華やかな繁栄の頂点を迎えているころ活躍した
テレマンは、プロテスタントの牧師を父に、
マグデブルクで生まれ、254年前の6月25日に
ハンブルクで86年の生涯を閉じた。

20歳のときに法律学を修めるため、ライプチヒ大学に
入学したが、音楽の才能を認められオルガニストを経て、
当時最も有名な音楽家のひとりとなった。
その人気は、バッハやヘンデルを凌ぐほどだった。

27歳のころバッハと交わり、息子の
エマニュエル・バッハの名付け親となっている。

1722年、ライプチヒの聖トマス教会のクーナウが
亡くなったとき、ライプチヒ市当局は「大作曲家」の
テレマンを後任に依頼したが断られ、
「中位の音楽家で我慢しなくては」と仕方なくバッハを
招いたという史実が残されている。

テレマンは作曲家として多くの作品を残したが、
宗教音楽、オペラ、管弦楽組曲、室内楽、歌曲の他、
あらゆる種類の楽器の協奏曲がある。

前古典的なスタイルの「フルート協奏曲 ト長調」は
荘重なフランス的な作品とは違って、イタリア的な
古典派に近く、楽曲の形式はフランスの教会ソナタの
緩急緩急を取り入れている。

           第1楽章 Andante
           第2楽章 Vivace
           第3楽章 Adagio
           第4楽章 Allegro



(フルート)エマニュエル・パユ 
(管弦楽) NBC交響楽団    
(指揮)  ライナー・クスマウル
      ♪ 私が聴いた音源 ♪





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