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...... 2021年06月11日 の日記 ......
■ 《 奉祝曲 》   [ NO. 2021061101-1 ] or


【 大管弦楽のための日本の皇紀二千六百年に
           よせる祝典曲 Op. 84 】


リヒャルト・シュトラウス,ゲオルク〔独〕
(1864.06.11〜1949.09.08) 85歳 心臓病



R.シュトラウスは、ミュンヘン宮廷管弦楽団の
第1ホルン奏者のフランツを父に、ビール製造業者の
娘ヨゼフィーネを母として157年前の
6月11日にミュンヘンで生まれた。

父は音楽家として相当の実力のあった人で、
ミュンヘン音楽院の教授、王立バイエルン室内楽奏者、
ミュンヘン国立歌劇場の首席ホルン奏者として活躍し、
ホルンのヨアヒムと呼ばれていた。
彼の祖先にも、室内楽奏者になった人がいる。

R・シュトラウスは、12歳のときには「祝典行進曲作品1」を
書いているが、76歳のときに書いた祝典曲が、
日本の皇紀2600年を記念する「大管弦楽のための
日本の皇紀二千六百年によせる祝典曲」で、
「皇紀弐千六百年奉祝曲」と略称される。

1940年(昭和15年)に皇紀2600年
(初代天皇の神武天皇が即位した年からのカウント)を
迎える日本のために大日本帝国政府は
6カ国の作曲家に祝典音楽の創作を委嘱した。

ドイツ政府のゲッペルスは、当時最も有名だった
R・シュトラウスに依頼した。
その年の12月14日に東京の歌舞伎座で
行なわれた奉祝演奏会で他の3曲と共に初演された。

〔ドイツ〕  
リヒャルト・シュトラウス 「奉祝曲」   

〔イタリア〕   
イルデブランド・ピツェティ「交響曲 イ調」 

〔ハンガリー〕  
ヴェレシュ・シャーンドル 「交響曲 第1番」

〔フランス〕  
ジャック・イベール    「祝典序曲」  

R・シュトラウスの「奉祝曲」は、5つの部分からなる。

1、海の情景   
2、桜祭り    
3、火山の噴火  
4、サムライの突撃
5、天皇頌歌   



(管弦楽)紀元2600年奉祝交響楽団
(指揮) ヘルムート・フェルマー  
       ♪ 私が聴いた音源 ♪




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