【 オペラ「メフィストフェーレ」】
ボーイト,アッリーゴ 〔伊〕 (1842.02.24〜1918.06.10) 76歳
作曲家、台本作家、詩人、小説家、音楽評論家として 活躍したボーイトは、パドヴァで生まれた。 父は画家、母はポーランド人貴族の未亡人だった。
ミラノ音楽院で学び、パリ、ドイツ、ポーランドなどに 遊学し、ヴィクトル・ユーゴー、ベルリオーズ、 ロッシーニ、ヴェルディの知遇を得た。
その後、ワーグナーのオペラのイタリアにおける 翻訳、紹介者として有名だった。
ヴェルディに励まされて、2つ目のオペラ「ネローネ」を 作曲し始めたが、完全主義者で遅筆のボーイトは 完成させることができず、103年前の6月10日に 76年の生涯を閉じた。
ワーグナーの楽劇の影響を受け、1868年に 完成したのが、最初のオペラ「メフィストフェーレ」で、 ゲーテの詩劇「ファウスト」に基ずく作品である。
ミラノスカラ座で行なわれた初演は 大失敗だったが、やがてヨーロッパ各地で成功し、 今日でもしばしば公演されている。
プロローグ→第1幕〜第4幕→エピローグ
登場人物 メフィストフェーレ(バリトン)悪魔 ファウスト(テノール)老哲学者 マルゲリータ(ソプラノ)町娘
(管弦楽)ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団 (指揮) トゥリオ・セラフィン ♪ 私が聴いた音源 ♪
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