【 弦楽セレナード 変ホ長調 Op. 6 】
スーク,ヨセフ 〔チェコ〕
（1874.01.04〜1935.05.29） 61歳
チェコの作曲家、ヴァイオリニストのスークは、
クレチョヴィーチェで生まれた。
プラハ音楽院でドヴォルザークに学んだが、
娘のオチルカと２４歳のときに結婚している。
４８歳から母校のプラハ音楽院で教鞭を執り、
マルティヌーらを指導した。
８６年前の５月２９日にベネショフで、
６１年の生涯を閉じた。
ドヴォルザークの曾孫であり、スークの孫になる
ヨゼフ・スーク（1929〜2011）は、ヴァイオリン奏者、
ビオラ奏者として世界的に活躍していて、
チェコの至宝といえる存在である。
４楽章からなる「弦楽セレナード 変ホ長調」は、
スークが１８歳だった１８９２年の夏に
当時、作曲の師匠だったドボルザークが、
「今は夏だし、何か明るい曲をかいてみたらどうか」
と勧めたのがきっかけで生まれたものといわれている。
娘婿となったのは、その６年後のことである。
第１楽章 Andante con moto
第２楽章 Allegro non troppe e grazioso
第３楽章 Adagio
第４楽章 Allegro giocoso,ma non troppo presto
（管弦楽）スーク室内管弦楽団
（指揮） ヨセフ・スーク
♪ 私が聴いた音源 ♪
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