【 さくら変奏曲 Op. 62 】
プッチェル,エルンスト〔独〕 (1896〜1962.05.30) 66歳
パイプオルガン奏者でカペルマイスターの称号を 持っていたプッチェルは、1896年にドイツで生まれ、 32歳の春に鹿児島の第七高等学校造士館に 外国人教師として赴任した。
学校では正課のドイツ語教育の傍ら、作曲家として、 オルガン、ピアノの演奏家として、七高学友会音楽部の 指導にあたり、学友会主催の公開演奏会には常に 賛助出演して、学生や一般市民に深い感銘を与えるなど、 情操教育の面に尽くした功績も大きかった。
49歳の1945年(昭和20年)にドイツに帰国し 59年前の5月30日に66年の生涯を閉じた。 没後、遺言により、作曲した作品130曲の楽譜を 夫人より鹿児島大学へ寄贈された。
「さくら変奏曲 作品62」は「さくらさくら」のメロディーを 主題として、7つの変奏曲からなる作品。
(ピアノ) エリカ・ヘルツォーク ♪ 私が聴いた音源 ♪
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